ステキ人ストーリー
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自分の可能性を開花させた素敵なキャリア・ウーマン  くぼっち

自分の可能性を開花させた素敵なキャリア・ウーマン  くぼっち

前回お話した息子(3歳)の運動会の報告です。

去年は、緊張して泣いてしまいましたが、今年は、お遊戯を完璧にこなしました!

うさぎ組のお友達全員で、お揃いのTシャツを着て(セミの羽がついてます)、「なべなべ底抜け」をやったり、踊ったりして最高でした。

応援席にいる私達をちらちら見て、意識していた息子、、、。

爺ちゃん、婆ちゃん、夫に私の家族総出だったのですが、やはり、応援されると人は頑張れるものなんですね!(笑)。

今日は私の大事な友人の一人、くぼっちを紹介しましょう。

くぼっちは、ルーセント・テクノロジー社(東京)での同僚であり、部署は違っても、仕事の悩みや人生について語り合った仲の良い友人でした。

彼女は、イギリスに語学留学したり、外資系でキャリアアップを図ったり、どんな時にも「努力」の人です。笑顔と優しさ、そして、感謝の気持ちを忘れない人格者でもあります。

ルーセント社で知り合った時は、彼女は派遣の秘書職でした。
しかし、この厳しい日本経済の環境下にもかかわらず、なんと、40歳、派遣社員という立場から、本格的なキャリアアップをなし遂げたのです。

いわゆる強力な資格やコネがあったわけではありません。全て、彼女のポジティブな心構えと 多大な努力によって、掴み取った結果です。

不況によって、私たちは皆、時として、自分の可能性さえ否定してしまい、不安に負けそうになります。今日は、そんな不安さえ吹き飛ばしてくれる彼女のステキ・ポイントから多くを学びたいと思います。

●ステキ・ポイント1: 「自分の無限の可能性を信じていること」

くぼっちは、40歳までは、派遣社員の秘書職でした。しかし、40歳から、見事にキャリアアップして、今では、グローバル大企業のコーポレート・コミュニケーション責任者というポジションで活躍しています。

それは、彼女が自分の限界を設定せず、常に、「成長するために、変化を恐れず、多大な努力をした」からだと思います。

例えば、ルーセント社に入社する前に、たった1年、イギリスに語学留学しました。ルーセント社は、AT&Tだった時代から、社内用語は英語であり、彼女は、自分の語学力が十分でないと判断しました。

そして、勤務しながら、単語帳でボキャブラリーアップしたり、リスニング強化して、なんと、英検1級、TOEIC935点をとったのです。

すごい!

さらに、ルーセント後に転職したG社は、マーケティング・マネージャー職で勤務しましたが、実は、彼女はマーケティングという経験がなかったのです。

互いに転職してしまって、連絡先がわからず音信不通になっていた矢先、ばったりと東京の地下鉄で彼女に会いました。

彼女に「ねえ、ケイティ。市場分析の方法を教えて!」と言われ、基本的なことをメールなどで共有した覚えがあります。

さらに、彼女は、仕事を続けながら、グロービスというビジネス・スクールに通い、マーケティング、アカウンティング、ファイナンス等を学び、クリティカル・シンキングでは優秀な成績も収めました。

その結果、G社において、りっぱにマーケティング職をやり遂げて、高い評価を受けました。次に、マーケティングの管理職として転職したL社においても認められ、サラリーも大幅にアップしていきました。

自分が「持っていない事」ではなく、「自分はもっと可能性がある」という予感、、、。彼女が今まで成功しつづけているのは、このメンタリティーだと思います。

この事実を知るにつけ、つくづく成功とは、手にしている技術ではなく、本人が抱いている大きな夢や希望によるのだと思います。

成功は、自分の気持ち次第、、。 何だか嬉しくなってきましたね。

●ステキ・ポイント2:「どんな仕事や状況にも感謝し、将来へつなげる力」

彼女の仕事環境は、決して、バラ色ではありません。
なぜか、常に「学べる上司がいない」、「仕組みがない」、「人がいない」ところから、仕事をスタートさせています。

例えば、ルーセント社。ここでは、10年間、ある営業チームの秘書として、頑張っていました。しかし、それは、名目上に限った役職であり、実質は、営業アシスタントの領域(例えば、値段の交渉、契約のとりまとめ等)にまで、責任が拡大していました。

又、秘書の仕事の一環として、お客様へのお中元記録リスト作成という習慣のないところで、データーベース構築を提案しました。そのために、マイクロソフトの「アクセス」を独学で作り上げました。そして、1人で使うのはもったいないと、他部署の秘書にも開放したお陰で、長く大切に使われたと聞きます。

彼女は、

「秘書以上の仕事を、”させてもらった”。自ら研究し、経験を通じて学んだことは、全て血肉になっているの」

と、語ります。

何と言うポジティブマインドでしょう!

又、ルーセント後には、G社というソフトウェアメーカーのスタートアップ企業に引き抜かれました。G社は、30人前後の小さな会社ですが、社員が、アメリカ、ヨーロッパ、中東、アジアからという多国籍メンバーで構成され、大変グローバルでした。

しかし、残念な事に、なかなかビジネスが軌道に乗らず、一年半後に、全員解雇されてしまいました。

「なんてひどい経験をしたんだろう、って思わない?」と私は聞きました。

それに対して、彼女は、「とんでもない! 素晴らしいメンバーと共に、責任ある仕事を任せてもらった。チャンスをくれた彼らに本当に感謝している」というコメントでした。

どうですか?

同じ経験をしても、失敗だったと考えるか、将来の成功のために多くを学んだと考えるか、、、、。

「ない部分」に注目し、不平・不満を言うのは、簡単ですが、単にチャンスも逃してしまっていると思いませんか?

私も、過去を振り返ると、1998年、シリコンバレーで働いていた日系企業が倒産して、給与も海外での経費も全て未払いで”一文無し”になった経験があります。

高給を得ている友人達の前で、一文無しになったなんて恥ずかしくて人に言えない、そんな気持ちで落ち込んだものです(笑)。

でも、様々な経験をした現在は、「あの時、ベンチャーであるその会社に勤めていたからこそ、今の私がある、本当にあの時チャレンジしていて良かった!」という感謝の気持ちがあります。

「倒産」を若くして経験することは、ビジネスの厳しさ、難しさを体験できる貴重なものとなったのです。当時の上司は、倒産後、笑いながらそう言ってくれましたが、今になってその意味がわかります。

もしかしたら、負の状況や、困難、苦難、逆境こそが、私たちを強化してくれる唯一の手段かもしれません。くぼっちのように、この「痛い経験」から多くを学び、未来の自分に活用すれば、次の「ビッグチャンス」を掴める人になれるのではないかと思います。

●ステキ・ポイント3:「グローバル企業で習得した成功の鍵」

くぼっちは、ルーセント社、G社、L社、そして、今勤務しているグローバル大企業のどれをとっても、「グローバルな環境」で働いてきました。

そこで彼女が学んだ「グローバル・ビジネスにおける成功の鍵を、いくつか頂いたので、彼女の言葉通り、紹介したいと思います。

(1) Be Proactive (イニシアティブをとる事)

「誰も手をつけないけれど、誰かがやらないといけない仕事が目の前にあるとき、自分の責任範囲にない仕事でも、積極的に解決するためのアクションを取る。それは、周りの人を楽にするだけでなく、結局その経験は自分の財産となっていく」。

(2) グローバルの視点を持つ

「日本の会社のために仕事をするのではなく、グローバル全体の中で何が一番必要とされているか、そして自分は何ができるかと考える事が大切。全体の効率を上げていくことが、ひいては自分の仕事の効率アップにもつながる」。

(3) 英語での表現力

「コミュニケーションの道具である英語が下手でも、話す内容の方が重要とも人は言う。しかしながら、まともに戦える道具を持たないと、グローバルという土俵の上にも立たせてもらえない。自分の考えや意志を伝えるための道具は、常に磨きをかける努力が大切」。

(4) 経営者の視点でものを見る

「ものを見る視点が経営者のものか、雇われ人のものか。その違いがその人の人生を大きく変えていく。高い目線でものを見れるかどうかは、経験や肩書きとは一切関係なし」。

どうでしょうか?

私はこれ程まで積極的でポジティブな友人を持っていることを心から誇りに思います。

今の世の中、「自分さえ良ければいい」なんて思う人が増えています。しかし、結局は、彼女のように、他人や地球全体までを大切に考えられる人が、リーダーになるのではないかと感じます。

自分の強みや興味を、「ヒト・ブランド」として世界へ発信する時に、他人や日本、そしてグローバルな視点で、win-win関係を構築してみましょう。

私たちはそんなあなたを応援しています!

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