ステキ人ストーリー
ステキ人ストーリー
中国のエンターテイメント業界で、ヒト・ブランドを実現 ~ねんど大介さん/ワハハ本舗

中国のエンターテイメント業界で、ヒト・ブランドを実現 ~ねんど大介さん/ワハハ本舗

今回は、中国と日本の“エンターテイメント業界”からの“ステキ人”です。
名前は、ねんど大介さん。

「日中お笑い親善大使」として、上海を拠点に活躍中の、おちゃめな芸人さんです!

2011年1月に上海でお話を伺う機会をいただきました。

ねんどさんは、東京のワハハ本舗で、久本雅美さんの付き人を3年経験され、今も、東京の事務所に所属されています。

しかし、メインの舞台は、中国なのです。

詳しいプロフィールは、ねんどさんのブログをご覧ください;
http://ameblo.jp/nendo-daisuke/

彼のパフォーマンスは、中国雑技団の学びを活かしています。
ジャグリング(複数の物を空中に投げたり取ったりを繰り返す芸)や皿回しなどの芸を、”お笑い“と組み合わせた「オリジナル」であり、見ている人を元気にします。

http://chinachina.me/special/
(↑ねんどさんのパフォーマンス動画)

■ ステキポイント1:感動した心の声を大切にする ■

そもそも、ねんどさんは、なぜ中国にいるのか、、、、

そんな疑問がわいてきます。 結論は簡単、、それは、ねんどさんが、そもそも、中国が大好き! になっちゃったからなんですね。

ねんどさんの出身は長崎です。若いころ、ハウステンボスができて、 ねんどさんは、「照明」のアルバイトをしていました(もともとは、 「ミュージシャン」を目指していましたが、夢はかないませんでした)。

その2年目、ハウステンボスも盛り上がり(当時は!)、海外からぞくぞく著名なアーティストやエンターテイナーがやってきたのです。

NYのブロードウェイのダンサー達、 ラスベガスのマジシャン、ジャネット・ジャクソン(すごい!) 兄のマイケル・ジャクソン(さらにすごい!!)そして、中国から、“中国雑技団。”

一つ目の夢がかなわなかった後でしたが、そんな事は関係ありません。
世界最高のエンターテイメントを目の当たりにして、ねんどさんは感動しました。

「すごい!俺もやってみたい!」。

なかでも中国雑技団の技に魅せられ、団員達と仲良くなりました。

その後、単身で中国へ渡り、天津で語学留学。
午前は語学、午後は雑技団でパフォーマンスを学びました。

中国人のステキな女性との色恋(ロマンチックでしたよ)を経て、いったん日本へ帰国したものの、サンケイ・スポーツの依頼で、再び、中国を訪れることに。

こうして、ねんどさんと中国は結ばれました。

若い時期に、感動した心を大切に、天職に近づいていったねんどさん。

詳しく書きませんでしたが、痛い失恋のあと、「2度と中国に来るもんか!」と絶望した時期もありました。

ただ、その後、自分の思いとは裏腹に、中国へのドアが開いていき、それに従っていったのです。

世間ではなく、市場ではなく、まず“自分の心の声”を大事にすること、

大切にしたいですね。

■ ステキポイント2:外国人と「笑い」を通じて、つながること ■

グローバル・ビジネスで最も困難な作業の一つ、それは、「文化を超える」であり、中でも、「笑い」は難関でしょう。
だから、日本人である彼が、中国語で「お笑い」を 提供していると聞き、すごい!と思いました。

例えば、私は、アメリカのsitcom (シットコムと読む:シチュエーションコメディの略で、連続物のコメディ番組などを指す)が大好きです。しかし、留学した初期のころは、「なにが面白いのか」全く理解できませんでした。

それは、アメリカの流行、テレビのネタ、時事、習慣などを感覚として理解できていなかったでしょう。

中国語を流暢に話すねんどさんは、中国で大活躍です。
たとえば、上海万博開催の全184日中、ほぼ半分の日数の間、司会をされたり、 中国の超人気テレビ番組「ドラマ愛情マンション2」(日本の“ 男女7人物語”的なもの)に出演し、日本人役として出演したり、、、。

彼の活躍の幅は、どんどん広がっています。

なぜ、ねんどさんは、中国の「笑い」で成功しているのでしょうか?

皆さん、知りたいですよね~

ねんどさんは、私にこう語られました;

「中国には、沢山のビジネス・チャンスがあるんです。

日本の民放テレビは5つしかない。その5チャンネルで、ゴールデンタイムの3時間(夜7~10時)に出演しようとおもったら、
15チャンネルの枠しかチャンスはないんです。

一方、中国のチャンネル数は膨大です(参照:ジェトロ2009年レポートで 調べたところ、中国の家庭では60以上のチャネルが視聴可能とのことです)。

さらに、中国人の笑いの感覚は、“純粋”そのもの。

日本人は、良く知らない人に対して、斜めの眼で見ますが、中国人は、初めてだろうが、そうでなかろうが、 面白いものは面白い、と、反応がわかりやすんです」。

そう、ねんどさんは、戦略的な(!)分析、根拠をもって、中国エンターテイメント業界に挑戦していたのですね。

だけど、やっぱり、そこで「売れる」ことは、至難の技だと思います。
商機があっても、売れる保障はないですからね。

『商機』×『オリジナリティ』が交差するところに、 ストライクで入った、それが、ねんどさんの成功のポイントでは ないでしょうか。

Page Top